ろじかるんるんものがたり

病人が特に何も書かない。無駄だからだ。

年を越したりなど

した。
実家にも帰れなかったし、年越し感が殆どない。めでたさを感じられていない。今度神社へいっておみくじでも引いて来ようと思う。おみくじは、好きなわけじゃないけれど、正月関係なくたまに引く。人生ガチャ。

2016 年は色々と失敗だった。失敗というか、甘かったし、災難だった。病人がリスクを抑えつつ働いていくためには…みたいなことを、きちんと考えないままふんわりやっていたのがよくなかった。そもそも個人事業主になった経緯が経緯なので、仕方ない気もする…好きでなったわけではない…現状他に選択肢もないので今後も暫くは個人事業主として働くことになりそうだけれど…暫くが具体的に何年なのかはわからない。先のことは、分からないことばかりだ。

昨年は、6 月末にお仕事の契約切られてから、二か月程休憩期間ということで休んでいた。実際前のお仕事で結構疲れていたので、一か月くらい休むのは順当だったと思うけれど、二か月は休み過ぎた。ここで休まずに、きちんと次のお仕事探しをしていれば、貯蓄が尽きる前に仕事が見つかっていたかもしれないし、見つかっていなかったかもしれない…単に運な気もする。運だ。病人が仕事を取ってこれるかどうかというのはほぼほぼ運で、ボクが一所懸命お客さんの所に足を運んで売り込んでとかやっても、基本的には大体ダメで、ダメでというかダメだったんですけど…まず自分の病気の都合でリモートワーク必須という自分の条件が厳しすぎる…それが、今受けてる案件のようにサクッと決まったりもする。あまりにも運。
色々あったけれど、一つ言いたいのは、自由な働い方~とか謡っている社の殆ど、少なくともボクが行った社の全ては大して自由ではなかった。当たり前だけれど、社会は病人に厳しい。社会は普通に健康な人間に最適化されている。合理的だし、正しいとは思う。しかし今のボクは病人なので、困る。
あと、ボクはフルタイムで働けない。フルタイムで働けるなら普通にサラリーマンに戻る。時給単価の安い仕事なんて受けて居られない。時給単価安い仕事せっせとやって貴重な体力を失うくらいなら、大して貰えない生活保護でも受けつつ仕事を探したほうがましだ。問題は生活保護受給額で仕事探しって交通費すら厳しいということなんですが…いやほんとに…
高い時給単価で案件を受けるには自分のバリューが一定高くないと、そういった案件は受けることが難しい。これも運な気がするけれど。あまり外面を保つためだけに何かやるみたいなのは好きでないので難しいところだけれど、個人事業主で、自分という存在がある種のブランドで、自分でお仕事取ってこないといけない以上は、その辺も考えないといけない。一番分かりやすいのは OSS プロダクトに contribution したり自分で何か作ったりだと思うのだけれど、ボクはそういった行為に全く興味がない。仕事で使ってるものに仕事の時間外にちょっと contribution するくらいはやっていった方がいいのかもしれない。それで仕事で使っているライブラリなどが改善されたりすれば仕事もしやすくなるし。一番いいのは業務として contribution することだけれど。
というか実際に仕事ができるかどうかなんて正直 github で草生やしまくってるとかと殆ど相関ないと思うんだけれど、どうなんだ。まあ、どうでもいいか。ボクには関係ない。話せる範囲でお仕事の話をできればいいと思うんだけれど。
まあしかし、どんなに自分は優秀ですよとアピールしたところで、精々一日四時間ぐらいしか安定して稼働できない、リモートワークでないと働けない病人ですよといった途端にバリュー一瞬で下がるし、どうしようもない気もする。ウムム。
長くなったけれど、急にお仕事なくなって困った~みたいにならないようにしましょうということです。去年はそうなった。今年はそうならないようにしたい。
あと、これは去年からわかっていたことだけれど、もう正直安定稼働が見込めない人間は開発ガンガンする系のプログラマとしては価値が圧倒的に低い。ので、案件も単に何か作るみたいなのを受けるのは多分お客さんにとっても自分にとっても損で、そうではない何かがいいはずで、じゃあそれって何なんだという部分を、もうちょっと考えていきたい。必要ならその辺の学習もしないといけない。

長くなった。次に生活保護。前述したように 11 月に貯蓄が尽きた。ガルパン BD とかグッズとか買いすぎたせいでは?といわれると、まあそうなんだけれど、買っていなくても、どの道 12 月には尽きている。大体自分が稼いだお金でアニメの BD も買っちゃいけないんだったら、もう何のために働いてるのかわからなくなってしまう。
ケースワーカーによる(意図的なものか単にケースワーカーに業務遂行能力がなかったのかは謎、恐らく両方)水際作戦を受けて、本来 11 月に受給できていたはずの生活保護が、今も受給できていない。NPO に相談したところ(実際に相談窓口に依頼してから対応してもらえるまで二週間以上かかった、それだけ相談が多いのだろうとかg萎えると闇)、ケースワーカーの対応が違法なものと判明したため(少なくとも法的に定められていないことを言われているなということは分かったので相談した)、NPO の人とカチコミにいきましょう、ということになった。行くまでは話は進めないでください、といわれてそれを守っているので、未だに受給できていないのだけれど、いい加減貰うもの貰えないと、貯蓄がなくなってから早二か月と少し、当たり前だけれど困っている。今のお仕事の収入が発生する方が早いみたいなことになりそう。全く笑えない。
ややこしいのは、本来 11 月に受給できていれば、12 月のアパートの更新料も自分が払う必要はなかったし、そのために余計に借金する必要もなかったという部分で、その辺どうしましょうね、というところで電話での相談は終わって、以後はメールでやり取りしましょうとなったのが先月の終わりくらいだった気がする。メールはまだ一件もきていない。アドレス確認のメールくらい欲しい。メールアドレスは口頭で伝えたので、間違えって伝えているかもしれないけれど、その時はまた電話がくるだろう…住所から電話番号から知られているのだから…順当に考えれば、単純に年末年始で NPO の人もお休みなのだと思う。NPO の対応してくれている人がどういう人なのかがまず分かっていない。NPO の人にまで放置されたらもう知らない。この一件のおかげで人間がどんどん信用できなくなっている。
ところで水際作戦はよくある話だと聞いていたのだけれど、NPO の人に詳細伝えたら、急に声のトーンが深刻になって、違法ですね…みたいになったので、実際に NPO にそういった事案が相談されることは少ないのかもしれない。泣き寝入りが多いのか、生活保護受ける人間の殆どなんて、基本的には高齢者なので(少なくとも、うちの区の生活科で年寄り以外を見かけることなんてあまりない)、年金で我慢とかそういう感じになるのか。それとも破滅するのか。
なんにせよ、病気を患ってはいるが復職、就労の意志のある 20 代の若者(そう、まだ 20 代だ)に水際作戦は辞めて欲しい。いやそうでなくても違法だし辞めろよという話なんだけれど…年寄りみたく、他にも年金とか貰えるなら分かるけどさ…他に貰えるものなんて何もない若者に対してやることじゃあないと思うんですが…何なのだ…社会は厳しい。

病人生活六年目だけれど、病気背負いつつ個人事業主始めてからは一年なので、まだまだこれからですね程々に頑張りましょう、ということで、終わりです。生活保護問題今月中には解決するといいけど、今月忙しい(今請けている案件以外にも営業続けているお客さんがいるのでその諸々)ことが既に確定してるんだよなあなんなんだほんと…