今年読んだ百合、GL、それっぽいの、おすすめまとめ
6 日目です。
休刊とか方針転換とかで界隈はわやくちゃですが、一方で各方面から突然変異的に出てきたりしているし、よく分からないですね。なるようにしかならないとは思いますが。個人的にはあのキスのドラマ CD 予約忘れてたので、もうおしまいです。
閑話休題。思いついた順に雑に紹介します。
二年前に電撃文庫から突然飛び出てきたライトノベル。百合やんけ!みたいな感じで界隈の一部が瞬間的に盛り上がったりした記憶がある。先月、最新刊の五巻が出ました。著者いわくラブコメ。GL がどうのとか関係なく、純粋に面白いしおすすめしやすい。
【重版出来!!】あおのなち先生[あなたの世界で終わりたい][あの子に優しい世界がいい]の重版が決定いたしました!! 近日中に各書店さんに並びますのでしばしお待ちください…! ※コミックスにはBLのほかNLやGL作品も収録されています pic.twitter.com/FXiyxtlQOG
— gateau1月号11月30日発売★ (@gateau_comic) December 2, 2015
お金がないので滅多にしないんですが、たまたま表紙買いしたら当たりでした。直球な話からめんどくさい話まで、全方位的に良いです。純粋に GL だけを扱った話は一本だけなので、紹介するのが躊躇われたけれど、まあいいでしょう。僕らの正しい愛とは。
「角」が所謂「障がい」のメタファーとして描かれた群像劇…みたいな分かりきった話はどうでもよくて、そう、群像劇なのですが、その中でも中心的な役割を果たす二人がね…かわいくって…最後なんて、反則的な笑顔ですよ。こういうコマを見るたびに、漫画というのは、最後は表情なのだな…という気持ちになります。「フツーに弱くちゃダメですかね」という台詞は、とても刺さった。
とうとう完結してしまった。ウェッブで一部が読めるので、兎に角読んでみてくださいとしか。
ハーモニー | 種類,ハヤカワ文庫JA | ハヤカワ・オンライン
有名だったり界隈で話題になったりした作品はわざわざ紹介しなくてもいいかな、と思っていたのですが、SF だからという理由で手を出さない人もいるかもしれない、と思ったので矢張り書く。劇場版と百合姫でのコミカライズ企画の話はヤメロ。劇場版まだ見てないんです。
学生時代に死んだはずの不良のカリスマ的美少女の影を、いい大人になっても不良を辞められない美女が、世界の果てまで追いかけ回して二人で「終わる」話…と紹介すれば SF とかなんか怖いみたいな人でも読めるのではないでしょうか。一応ガチ SF ですが、伊藤氏の長編の中では最も娯楽性は高いし読みやすいと思います。
あれ五つしか出てこなかった。いや、放課後のプレアデスのあおすばいいよねとかシンデレラガールズ最高かよとか去年だけどゆゆゆ公式に百合押しすぎでしょとかこれも去年だけど姫神の巫女完結しましたねとか、色々あるわけですが、だらだら列挙してても仕方ないし、厳選となると難しいなあ…
あと全然関係ないけれど、百合作品は感情移入しないから~みたいな話をツイッターで耳にしたのですが、普通にするので正直良く分からなかった、少数派なんだろうか。どうなんですかね。投げっぱなしのまま雑に終わる。