ろじかるんるんものがたり

病人が特に何も書かない。無駄だからだ。

近況とか

たらちねの 親につかへてまめなるか 人のまことの始なりけり

 5 日に遅めの初詣にいって、引いたおみくじに書いてあった。「心をこめて、父母にお仕えすることが、人のまことの行いの始まりであります」ということだそうで、病人には中々辛い。病人のボクにできることなんて、大して無い。

 

年始から今日までずっと忙しかった。今後も忙しくなる予定で、なんなら来月からはお仕事することになるかもしれない。ちょっと、ちょっと一休みしたい。幸いにして、今日…と多分明日も、一日ゆっくりできる。休んでおかないと、体が保たない。

何がそんなに忙しいのかというと、所謂就職活動を昨年末より引き続きやっているのだった。遊んでるだけの日もあったけれど…会社員になるつもりで始めたのに、このままいくと個人事業主にどうにもなるみたいだ。正直、病人には辛い働き方なので、できれば変えたいけれど…色々あるのだ色々…

そんなわけで、あとは仕事を請けられる状態にするのが目下の TODO という状態にある。目が回る。勿論、契約書も交わしてないし賃金交渉もして無いし、根回しも足りて無いしまだやることはいっぱい…あああ…ああああーーーーー社会は辛い。

 

話は変わって、昨日母親に会った。今年は年末年始に帰省しなかったので、暫く会っていなかった。仕事の関係で月に一度は上京してくるのでまた会う機会はあるし、既に二件用事が入っていて、厳しいかなと思って最初は断ったのだけれど…記事頭にあるようなおみくじを引いたことを知っている知人に咎められたので、結局電話して会った。帰りの新幹線の時間の都合で、あまり長くは話せなかったけれど。

夏に亡くなった祖父の生きているうちに復職したかった、というと、母は祖父の葬式で、(ボクの)病気の悪いところを持ってってくれと祈ってたらしく、持ってってくれたみたいだから、良かったじゃないというようなことを返された。トラムセットのことだ。利く薬が増えただけで、正確には別に病気がよくなったわけではないけどまあ野暮だ。それにしたって他にもうちょっとあるだろうと、亡くなった祖父は母方の…まあ母の父親であるわけで、そんなのでいいのだろうかと思うけれど、職業柄人の死に慣れている人だから、そんなものなのかもしれない。それに、そうであって欲しいと思う。ただ運が良かったというよりは、祖父のおかげだと思えるほうがいい。そう考えると余計に何もしてできなかったことが辛くなる。身内に関しては、いつも失敗ばかりしている。というか人生が大体失敗している。前世でどんな悪行を重ねてきたのだろう。

 

現状の(状況として良い方の)ボクがあるのは、ボクの力なんかでは決して無い。あっちやそっちやに迷惑ばかりかけて、色々良くして貰った結果として今がある。一人だったらとっくに折れて、実家に帰っていたと思う。良くしてくれた人たちに、誠実に応えられるといいのだけれど、全く自信がない。頑張ろうにも、病気が足を引っ張る。気持ちだけで何とかなるほど現実は甘くない。就職活動を始めたときから分かっていたはずなのに、どっちを向いても不安しかない。人間の出来が悪い。

何でもっとうまくいかないのかなあ。ボクが悪いんだろうけど。どうすればいいんだろうか。なんにせよ出来ることを一つずつこなしていくしかない。もっと頭とか要領とかが良かったらいいのになあ。あと体調…

 

長い。おわり。